☆ MAGICO S1 - あやねる システム完成!

 

MAGICO S1 mk2の衝撃から、5ヶ月。 

 

MAGICO S1を中心とした新しいシステムが完成しました!

新システムは、ケーブルや電源も厳選して構築しました!

 

 MAGICO_S1

 

 

|■MAGICO S1 メインシステム

 

----------------------------------------------------------  

・PCトランスポート : VAIO 「S11」 (Core i7) 
 - OS・ソフト : Windows Server 2012, JRMC21

 

 - USB ケーブル : ORPHEUS 「Khole USB」

 

・DAC & プリアンプ : CHORD 「DAVE」 

 - 電源ケーブル : Crystal Cable 「Absolute Dream Power」

 

 - インターコネクト : STEALTH 「Sakra」

 

・パワーアンプ : darTZeel 「NHB-108 model one」 

 - 電源ケーブル : BMI 「OCEANIC STATEMENT 」

 

 - SP ケーブル : 昔のMIT 

 

・スピーカー : MAGICO 「S1」 

 - スピーカーボード : KRIPTON 「AB-3200」

  

・Power Supply : IsoTek 「SIGMAS」 

 - 電源ケーブル : IsoTek 「EVO3 SEQUEL」 (IsoTek用グレードアップ電源ケーブル)

 

・壁コンセント : FURUTECH 「GTX-S(R)」 (ロジウムメッキ)

 

・調音パネル : YAMAHA 「ACP-2」

---------------------------------------------------------- 

 

 

※新システム完成とともに 

 

 ・新サブシステム(Sonus faber MINIMA fm2)

 ・新リビング用システム(B&W CM5 S2

 

も完成しました。詳細は後日ブログに纏めます。

 

以下、新システムのポイント(全体設計、詳細設計)、 結果、後記/謝辞です。 
  

  

 
|■全体設計

 

新システムの方針は、AVALON、TAD、Jeff Rowlandによる大型システムのクオリティを

可能な限り維持しつつ、 MAGICO S1を中心とする小スペース・コンパクトなシステムを

構築することです。

 

また、環境の変化から小音量で楽しめるシステムが必須です。

 

 (当初、MAGICO S1 mk2を導入する計画でした。しかし、初代S1を購入して、

  残りの予算をケーブルやクリーン電源系に充てた方が好みの音にできると思い、計画を変更しました。 )

 

私の求める音は以下の通りです。

 

 ・音色や声色の違いがよく分かる「カラフルな音」 
 ・耳当りの良い「繊細な」ヴォーカル 
 ・小音量でも痩せない音 
 ・気持ちが明るくなるような「暖かな音」 
  (旧システムは寒色で、気持ちが暗くなることも) 
 ・躍動感とキレ

 

 

上記5つを具体的な要素に分解し、優先順位を付けて並べると以下の通りになります。

  

  1. 空間の広さ(*) 
  2. カラフル 
  3. 繊細 
  4. 柔らかさ 
  5. 滑らか 
  6. 高S/N 
  7. 膨大な情報量 
  8. 暖かみ 
  9. 躍動感 
  10. キレ 
  11. ドラムの正確な再現

 

 (*:声や楽器が自由自在に歌う・躍動するには、まず広い空間を確保する必要があります)

 

 

|■詳細設計

 

全体設計で述べた各要素を実現するために、

機器、ケーブル類を適切に選択し、それらを効果的に組み合わせます。

 

(1)機器の選択

 
店頭試聴、自宅試聴、レビュー熟読、ユーザーの感想(アドバイス)、Youtube等での

オーディオ紹介動画を活用し、求める音を出す機器をピックアップしてきます。

 
今回は自宅試聴、レビューの熟読、ユーザーの感想(アドバイス)の3つを中心に行いました。

そして、機器、ケーブル類を選びました。

 

実際に選んだ機器と特徴は以下の通りです。

 

PCトラポ : VAIO 「S11」 (Core i7) 
  空 間:前後の距離感が出る (*) 
  温度感:ニュートラル 
  特 徴:繊細、滑らか、情報量多め (*) 
  その他:バッテリー駆動による高S/N

 

  (*:空間と3つの特徴はVaio S11 Core 「i5」との比較)

 

OS : Windows Server 2012 

  空 間:広大な空間。全方位に広がる (win10と比較し、約1.5倍の広さ) 
  温度感:微寒色系 
  特 徴:極めて高いS/N

  

再生ソフト : JRMC21 
  空 間:空間が広い(*) 
  温度感:ニュートラル 
  特 徴:低音の再現性に優れて(*)、雄大さがある (*)

  

  (*:JPLAY GUIモード[デュアルPCモード])との比較)

  

USB ケーブル : ORPHEUS 「Khole USB」 
  空 間:-- (完全な音像型のため空間表現に乏しい) 
  温度感:ニュートラル 
  特 徴:高S/N、極めて抜けの良い音、繊細、滑らか 
  その他:情報量多め

 

DAC & プリアンプ : CHORD 「DAVE」 
  空 間:奥方向と前方向、双方に広がる 
  温度感:微暖色系(*) 
  特 徴:非常に滑らか、非常にカラフル

 

   (*:濃厚なカラフルなので、微暖色系に感じる)

 

電源ケーブル : Crystal Cable 「Absolute Dream Power」(以降 AD) 

  空 間:音が前に出てくる (出てくるというより飛んでくる)、左右・奥方向にも広い 
  温度感:微寒色系(*) 
  特 徴:非常にカラフル、抜群のキレ、高域の抜けが抜群、高S/N

 

   (*:非常にカラフルだが、透明度の高い音のため、微寒色に感じる)

 

インターコネクト : STEALTH 「Sakra」 

  空 間:左右への広がりがずば抜けて良い (*) 
  温度感:微寒色系 
  特 徴:膨大な情報量、非常に繊細、非常に柔らかい、S/Nをそっと上げる

 

   (*:TRANSPARENT OPUSに匹敵するというレビューがあるほど)

 

パワーアンプ : darTZeel 「NHB-108 model one」 
  空 間:奥方向へ広がる 
  温度感:暖色系 
  特 徴:繊細、柔らかい

 

電源ケーブル : BMI 「OCEANIC STATEMENT」 
  空 間:上下の高さが正確に出る。上下の広さを感じる 
  温度感:微暖色系 (*) 
  特 徴:膨大な情報量 
  その他:繊細、柔らかい、躍動感、やや低いS/N

 

   (*:黄金色のような独特の音で、私自身は暖かみを感じる)

 

SPケーブル : 昔のMIT  
  空 間:-- (音像型のため空間描写は控えめ) 
  温度感:ニュートラル 
  特 徴:繊細、柔らかい、躍動感、重みのある厚い音

 

   (*:現行と異なり、昔の最上位MITは繊細で柔らかい音。 

      現行はワイドレンジだが、昔のMITは高域が弱い。 
      レスポンスは良くないが、逆にゆったり感が出る。私的には好みだった)

 

スピーカー : MAGICO 「S1」 
  空 間:完全に後方定位。AVALONよりも後方に定位する 
  温度感:微寒色系 
  特 徴:高S/N、少しカラフル(*)

 

   (*:MAGIOC S1はQシリーズやS1 mk2よりは色彩感が出やすい)

 

Power Supply : IsoTek 「SIGMAS」 

  空 間:広大な空間。全方位に広がる (SIGMASを入れると約2倍に広がる) 
  温度感:-- 変化無し 
  特 徴:抜群のキレと躍動感、高周波ノイズを除去し、高音域の再現性に優れる 
      極めて高いS/N 

  その他:高域の抜けが良い、細かな音を拾う

 

IsoTek専用グレードアップ電源ケーブル:IsoTek 「EVO3 SEQUEL」 

  空 間:-- 変化無し 
  温度感:-- 変化無し 
  特 徴:高S/N、非常に滑らか

  

壁コンセント : FURUTECH 「GTX-S(R)」 
  空 間:広大、空間全体をスケールアップ 
  温度感:微寒色系 (無色透明) 
  特 徴:高S/N

  

調音パネル : YAMAHA 「ACP-2」 

  空 間:前後感が出る 
  温度感:- 変化無し - 
  特 徴:全ての響きを美しく整える

 

 

(2)効果的な組合わせ

  

選んだ機器を組み合わせて、求める音を実現していきます。

  

1.空間の広さ

 

広い空間を実現するには、まず全体のスケール感を向上させ、次に左右・奥方向・上下に

広げます。 最後は、前方向に音を飛ばして、全て方向に空間を広げます。

 

【※効果の大きい順で列挙しています。 特に効果が大きいものは太文字です】

 

== 全体のスケールアップ ==
 IsoTek SIGMASWindows Server2012、FURUTECH GTX-S(R)、
 JRMC21

 

== 左右への広がり ==
 STEALTH Sakra

 

== 奥方向への広がり ==

 MAGICO S1、darTZeel NHB-108、CHORD DAVE、

 YAMAHA ACP-2、VAIO S11 Core i7

 

== 上下の広がり ==
 BMI OCEANIC (*)

 

 (*セッティングによっては、音像が少し上に行く場合あり。今回は問題無し)

 

== 前方向への広がり == 
 Crystal ADIsoTek SIGMAS、CHORD DAVE、YAMAHA ACP-2、

 VAIO S11 Core i7

 

2. カラフル 

 
楽器の一音一音、ヴォーカルの声色が劇的に変化するよう、システムの上流にカラフルな

プリ&DAC、カラフルな電源ケーブルを用います。

 

== カラフル ==  

 CHORD DAVE(*1)、Crystal AD (*2)、MAGICO S1

 

  (*1:コントラストを限界まで上げた、HDR写真のような高彩度 )

 
  (*2:コントラストを高め、「明るさ」を極めて高めて、彩度を上げる。
    グラデーションがクッキリと浮かび上がり、眩しいほどの音になる)

 

3.繊細、4.柔らかさ、5.滑らか

 

リファレンスとしている中島愛さん、坂本真綾さん、May'nさんの曲(主にしっとり系)の

良さを最大限に引き出すため、繊細で柔らかく、滑らかな機器類を組み合わせます。

 

== 繊細さ == 
 STEALTH Sakra、 ORPHEUS Klhoe USB、 VAIO S11 Core i7 、 MIT
 BMI OCEANIC、darTZeel NHB-108

 

== 柔らかさ == 
 STEALTH Sakra、MIT、darTZeel NHB-108、 BMI OCEANIC

   

== 滑らか == 

 DAVE、 ORPHEUS Khole USB、 EVO3 SEQUEL、 VAIO S11 Core i7

 

6. 高S/N、7.膨大な情報量

 

小音量リスニングのためには高S/Nと膨大な情報量が必要です。可能な限りS/Nが高い機器・ケーブルを

選択してトータルのS/Nを上げます。また、情報量の多いケーブルを用いて、音痩せを防ぎます。

(ただし、MAGICO S1が破綻しないよう、捌ききれるケーブルに留めておく必要があります。)

 

== 高S/N == 
 Windows Server2012、 VAIO S11 Core i7、 IsoTek SIGMAS
 EVO3 SEQUEL、 FURUTECH GTX-S(R)、MAGICO S1、

 ORPHEUS Khole USB 、 Crystal AD、 STEALTH Sakra

 

== 情報量 == 
 BMI OCEANIC、 STEALTH Sakra、 MIT、 
 ORPHEUS Khole USB、 VAIO S11 Core i7

 

8. 暖かみ 

 
聴いていてホッとするような、暖かみのある音を出すために、全ての機器・ケーブルを合計して、

暖色に振れるように組み合わせます。

 

今回のポイントは、darTZeel NHB-108にBMI OCEANIC接続することで、極めて暖色になり、 
トータルで暖色に振れます。

 

== 暖色 == 
 darTZeel NHB-108BMI OCEANIC、CHORD DAVE

 

== 寒色 == 
 Windows Server 2012、Crystal AD、MAGICO S1、STEALTH Sakra

 

9.躍動感、10.キレ

 

リファレンスとしている鈴木このみさんの曲にはキレ、躍動感、そして魂を削って喉から声を

絞り出すような表現が必須です。

 

== 躍動感 ==

 IsoTek SIGMAS、MIT、BMI OCEANIC

 

== キレ == 
 Crystal AD

 

11. 正確なドラムの再現

 

ドラムの再現は、

 

 .轡鵐丱襦Ε魯ぅ魯奪箸涼羚皸茵↓▲好優◆Ε織爐涼羂茵↓バスドラの低域

 

この3つを正確に表現する必要があります。

 

シンバル・ハイハットは高周波ノイズ成分を除去し、S/Nを上げることで、金属の響きが正確に表現されます。

正確な表現によって、ハイハットのオープン・クローズまで描き分けるようになります。

 

== シンバル、ハイハット == 
 - 高周波ノイズ成分を除去 : IsoTek SIGMAS
 - 高S/N:Windows Server2012 、 IsoTek SIGMAS

 

スネアとタムはシステム全体をカラフルな音にして、キレと厚みを加えます。そうすることで、

リムショットを含む鮮やかなアタック感を再現できます。(スネアは約1.2kHzまで伸びるので、

高域の抜けが良い機器・ケーブルを使うと、より正確に再現できます。)

 

== スネア(スティック)、タム == 
 - キレ:Crystal AD、 IsoTek SIGMAS 
 - 厚み:MIT

 - 高域の抜けの良さ:Crystal AD、 ORPHEUS Khole USB

 

また、ブラシはS/Nを十分上げて、細かな音をよく拾うようにすると、再現が高まります。

 

== スネア(ブラシ)== 
 - 高S/N:IsoTek SIGMAS、Crystal AD

 

バスドラは低域に重みと厚みを持たせ、そこにキレ感を加えると再現できます。

 

== バスドラ == 
 - 重みと厚み:MIT
 - キレ:Crystal AD, IsoTek SIGMAS

 

 

(3)補足 - 弱点克服 -

 

使用しているケーブルは個性が強い(それゆえ弱点もある)ので、他の機器やケーブルで補完します。

 

 - ORPHEUS Khole USBの空間表現の乏しさは、STEALTH Sakraの横の広がりで改善

 

 - BMI OCEANICのS/Nの低さは、電源の大元に以下の機材を入れてS/Nを可能な限り高くし、

  トータルとしてのS/N低下を抑える

 

  ・FURUTECH GTX-S(R) 
  ・EVO3 SEQUEL 
  ・IsoTek SIGMAS

 

 - Crystal ADの音の鋭さは、BMI OCEANICとSTEALTH Sakraで和らげる 

 

 - (昔の)MITの高域の弱さは、Crystal ADとはIsoTek SIGMAS、Win Server2012で改善

 

 - STEALTH Sakraの音像の弱さは、Crystal ADとORPHEUS Khole USBで補強 (*)

 

   (*:Sakraの弱さはある程度補強できましたが、音像タイプのケーブルで

     固めたシステムには敵わないです。そのため、聴く人・聴く曲によっては、

     物足りないと感じるでしょう。)

 

弱点を補い合うことで、トータルとして良いバランスになりました。

  

  

|■結果

 

◎総評 

 
小スペース・コンパクトで非常に満足の行く結果となりました。

 

総じてカラフルで、S/Nが高く、繊細なヴォーカル(中島愛さん、坂本真綾さん、May'nさん)に

最適化されたシステムになりました。次点で鈴木このみさんの躍動感とキレを感じられます。

 

高S/Nと圧倒的な情報量を得た事により、深夜の小音量でも音痩せすることなく、充実したサウンドを

得られました。(深夜:40dB以下、日中でも最大69dB。※今までは85dB以上) 

 
そして、暖かみのある音で、リラックスしながらリスニングできます。

 

◎旧システムとの比較

 

新システムの方針であった、クオリティの維持は・・・

維持するどころか、多くの要素が向上しました!

 

旧システムでは機器のみの選び、ケーブルと電源環境には手を加えていませんでした。 

今回、ケーブルと電源環境も吟味したことにより、旧システムより遥かに安い費用で、

クオリティを上昇させました! 
(そして、今まで、ケーブルと電源環境に力を入れていないことを反省しました。)

 

◎前システムとの比較  (太字は変化の大きかった要素)

 

  - 向上した要素:カラフル、膨大な情報量、繊細、キレ、 
          躍動感、ドラムの再現性、暖かみ、低音の質(*1)

 

  - 維持した要素:空間の広さ(前後感は極めて向上

  

  - 低下した要素:低音の量(*1)、柔らかさ(*2)、滑らかさ(*2)、S/N(ほんの少し)

  

   (*1:全体・詳細設計にて低音に関しては述べていませんでしたが、 
     MAGICO S1の強固な密閉型エンクロージャーにより、

     AVALON Diamondよりも質の高い低音を得られました。 

     低音の量はほんのわずか低下したのみで、体感的には満足できる量です。

 

   (*2:柔らかさと滑らかさは、躍動感とキレ、ドラムの正確な再現も求めたため、

      前システムよりは劣ります。少し劣っても実用には問題ありませんでした。)

  

   

|■今後の課題

 

今後の大きな課題は、より高いS/Nの実現です。

 
現在のS/NはJeff Criterionのバッテリー駆動にかなり近いです。ただ、完全な静寂感には

届いていません。更なる高S/Nは、ルームチューニングで実現できそうです。

現段階では、特に一時反射音とスピーカー後方の対策が不十分なため、ここを改善すると

(聴感上の)高S/Nが実現できると予想しています

 

その他としては、余韻や滞空時間を増やすために、どこかにTRANSPARENTのケーブルを

入れてみたいです。また、鈴木このみさんの「DAYS of DASH」は、ふわっとした音が入ると

凄まじく化けるので、Shunyata Researchの比較的新しいケーブルを試してみたいです。

 

今回Crystal AD、DAVEにより、システム全体が非常に明るい音になったので、陰影感を

付けるならStage iiiやBrise Audioのケーブルも入れたい所です。(ただ、明るい音は

大好きなので、陰影感は優先順位として低めです。)

 

課題に関しては急いでいないので、ゆっくりじっくりとやっていこうと思います。 

 

 

|■後記/謝辞

 

夢にまで見たAVALON Diamondシステムから、MAGICO S1を中心とした新システムに

移行できました。

 

4年前、AVALON Diamond システムが完成してから様々なことが起こりました。

 

そのため、3年前の【 20代最後としてのオーディオ私観 】の[5.2 今後のオーディオ]にて

「現時点で分っているのは、おそらく、ずっとこのシステムを維持することはできない 」と記し、

「もし、そのような時が来たらどうするか?」と自問し、今後のことはまだ誰にもわからないので、

少なくとも今は積極的に追い続けていたいと結びました。

  

予想通り、半年後にはJeff Criterionを手放す事になり、AVALON Diamondシステムは実質崩壊

しました。その時、「今後は崩壊していくだけで、楽しみながら音質を追求するのはもう無理かも・・・」

と深い闇に突き落とされました。

 

それから数年後。CHORD DAVEの予約をきっかけに、Twitterを再開。

多くのオーディオファイルと巡り合いました。DAVE予約から4ヶ月後にはB&W 802 D3を試聴し、

MAGICO S1 mk2を試聴し、様々なケーブルを自宅視聴するようになりました。

わずか数ヶ月のうちにたくさんの新しい音に出会いました。
そうして段々と次システムの展望ができはじめ、ついには楽しみながら、新時代の

高音質システムを完成させました!

 

「楽しみながら」が可能になったのは、フォロワーさんのオーディオに対する様々な考え・取り組み方を

知ることができたからです。

 
ケーブルを上手く活用して素晴しい音を出している方、ハイエンド大型SPからブックシェルフに回帰した方、

スピーカーを楽器に見立ててチューニングを施している方。
オーディオへの考え方・取り組み方は千差万別で自由でした。多くの取り組み方を見て、

「私も自由で良いんだ、フラッグシップでなくても良い音は出せる、山から下りることは全く問題無い・・・!!!」と

勇気を貰いました。

 

さて、今回の新システムですが、これまでとは少し異なる手法で構築しました。

以前はプレイヤー、プリアンプ、パワーアンプ、スピーカーの4品目を吟味してシステムを

構築していました。 
しかし、今回はPC(ハードウェア、OS、再生ソフト)、USBケーブル、インターコネクトケーブル、

電源ケーブル、電源供給元等を含めた合計15品目を吟味してシステムを構築しました。

 

機器やケーブルを色に例えると、以前は4色(*)で絵を描くようなものです。対して新システムでは、

15色(*)で絵を描くようのなものです。どちらの絵がより表現力に優れるか・・・。人それぞれ考え・好みが

あると思いますが、私はより多くの色を使って描いた絵の方が好きでした。

 

  *:全て同じ音色の機器・ケーブルを組み合わせると、1色のモノトーンな絵になります。

   細密なデッサン、あるいは白銀の世界というイメージでしょうか。対して、全て異なる

   音色のものを使うと、最大で4色や最大15色で描かれることになります。

 

それが功を奏したのでしょうか。

新システムはAVALONシステムより機器のグレードが「大きく」下がったにもかかわらず、

上述の通りAVALONシステムを大幅に超える結果となりました

 

今回の新システムは、私1人で設計したのではなく、Twitterの方々のご尽力と上質なレビュー記事に

よって成し遂げることができました。私1人で設計していたら、以前と同じくケーブルや電源に手を

加えられず、旧システムから極めて低下したと思います・・・。

 

今回の設計にあたり、特に4人のフォロワーさんにお世話になりました。

 

MAGICO/Spectralをお使いのAさん。 

 

8ヶ月間に渡り、じっくり丁寧に様々なことをご教示頂きました。MAGICOの音、

ハイエンドケーブルの音、システム全体の設計、機器とケーブルの相性、ケーブルの

使いこなし等、考え方と実例をセットで教えて頂けました。

 
豊富な経験と深い洞察に裏打ちされたアドバイスは、明解で説得力があり、

本当に本当に勉強になりました。また、Aさんの文章は最適な言葉で理路整然としながらも、

常に上品さがあり、アドバイスを頂く度に感激しながら拝見しておりました。

8ヶ月もの長い間、ここまで良くしてくださり感謝の気持ち胸がいっぱいです。

  

ケーブルに大変お詳しいBさん。 

 

Bさんはクラシックに合う上質なケーブルをたくさん所有しています。なんとBさんは

それらのケーブル約10本(しかもハイエンド!)を4ヶ月に渡り貸してくださいました。

そのおかげでケーブルの凄まじい効果を体感し、多くの音に触れる事ができました。

そして私が本当に求めている音がわかりました。


Bさんの気前の良さには感動しました。私もBさんを見習い、オーディオやケーブルの

素晴らしさを若い方へ伝えていきたいと思います。 


 (Aさん、Bさんお二人の存在がなければ、新システムの中心「STEALTH Sakra」(ステルス・サクラ)

  には巡り会えなかったでしょう。STEALTH独特の幽玄で優しい音。そして名前のSakra。

  発音は多少違いますが、木之本 桜、桜 あかり、沙倉 楓、そして佐倉 綾音。

  さくらという名前をシステムに組み込めて幸せです!) 

    

   Sakra_500

 

    

3人目のCさんは、ミドルクラスの機器をお使いのお若い方です。

 
ミドルクラスの機器ながらも、様々なケーブル、ルームアコースティックを駆使して、

ハイエンダーも驚くほどの凄い音を出しています。

Cさんは、御自身のブログにて海外の機器・ケーブルの技術解説、そしてレビューを

記載しています。その解説とレビューは今回のケーブル選定にとても役立ちました。

(DMにおいても個別に色々教えて頂きました)

Cさんは海外から多くのオーディオ機器・ケーブルを低コストで調達されていて、

その語学力、交渉力には感服するばかりです。私も海外からより多く調達できるよう精進します!

 

ゲームアプリ開発をされているDさん。

 

6年近くお付き合いさせて頂き、時にDさんから的確なアドバイスを頂きます。

そのアドバイスのおかげで、内省し、行動を見直し、より良い選択ができました。

Dさんがいなければ、予算内で最高の結果は得られませんでした。

いつも見守ってくださり誠にありがとうございます。

 

そして、ミニマを譲ってくださったフォロワーさん、B&W CM5 S2を譲ってくださった

フォロワーさんに改めてお礼を申し上げます。オーディオをする上で、ご縁やタイミングの

重要さを実感しました。頂戴したスピーカーは素晴しく良い音色で歌っています!

家族皆で楽しんでおります。

 

また、ケーブルの上質なレビューを書かれている【 CableFan 】さん、

オーディオ目玉親父】さんには大変お世話になりました。

この8ヶ月間、何百回レビューを読んだかわからないほどです。

 

本当にありがとうございました。

 

 

・・・。

 

20代最後は歓喜と絶望で発狂していました。

  
しかし、33歳になった今。 

末永く使えるシステムができ、希望が持てるようになりました。 
そしてたくさんのオーディオ仲間ができました! 

 
ありがとうございます。

 

これからもよろしくお願いします!

 

- hayate -

 
参考文献
 ・結城 浩(2014)『数学文章作法 推敲編』 ちくま学芸文庫

 

  

JUGEMテーマ:オーディオ


コメント
MP4の動画ファイルを再エンコ無しの記事
めちゃくちゃ助かりました。

今どきはこんな便利なソフトがフリーで
あるんですね
10年前からは考えられません。

HDD節約に
ヒジョーに重宝しました

ありがとうございました。
  • ヒロ
  • 2016/09/19 6:13 PM
ヒロさま

拙ブログをご覧頂きありがとうございます。
そしてコメントまで頂き恐縮するばかりです。

仰る通り時代は変ったと感じます!

(10年前は高いソフトで編集可能でしたが、
 動画に関する深い知識が必要で
 扱いが難しかったです。)

しかし、今はこのような素晴しいフリーソフトがあり
開発者様に感謝の思いで一杯です。

私はそのソフトの一部の使い方しか
説明できませんでしたが、少しでもヒロ様の
お役に立てたのであれば幸いです。

コメントありがとうございました!
  • ウェンディちゃん
  • 2016/09/19 10:27 PM
システム完成おめでとです!

いやぁ凄いシステムですね。自分もPCオーディオ再燃していてDAVEも気になっています。ケーブルのこだわりも素晴らしく、本当に吟味されていると思います。

自分はSakraは導入しなかったのですが、indraは長いこと使っていました。多少演出入っていますが、Stealth独特の空気感は快感ですよね。

いやぁホントに緻密に計画&吟味されて凄いなぁと思って読んでいたら、最後に自分のブログをご紹介頂いていて驚きました。何かありがとうございます。
オーディオ目玉親父:messaさま

この度は拙ブログをご覧頂き誠にありがとうございます。
messaさまから直々にお言葉を頂けるとは感激でございます!

おかげさまでケーブルを含めてじっくりと吟味することができまして、
新たなオーディオシステムが完成しました。

messaさまのレビューは非常に役立ちました!
特に「なぜか良く効く電源ケーブル 2016.02 改訂」は
簡潔に纏められていて、様々なケーブルと比較できて重宝しました。
本当にありがとうございます。

(今後は、「高音質オーディオボード」を導入して行きたいと思います!)

indraはSakraと違い、独特の薄み、綺麗な粒子感があり魅了されています。
いつかindraも手に入れたいと考えております。

DAVEは200万オーバーの機器と比べると解像感や空間の広さ等
オーディオ的凄みはありませんが、滑らかさと豊かな色彩は
良い勝負になると感じております。

PCオーディオはまだ始めたばかりですので、messaさまをはじめとする
多くの先人のお知恵を拝借して構築していこうと思います。

更新の少ない拙ブログではありますが、今後ともよろしくお願いします!
  • ウェンディちゃん
  • 2016/09/26 11:44 PM
 
 **お知らせ**
 
コメントの並び順を変更しました。

旧)新しいコメントが上
新)新しいコメントが下

今までデフォルト設定(新しいコメントが上)でしたが、
設定変更をして、既存のブログと同じように
新しいコメントを下に表示しました。
 
by:ウェンディちゃん
  • **お知らせ**
  • 2016/09/27 12:13 AM
すさまじくシステムが変わりましたね。
まずは、おめでとうございます。
これで、ココロ*パレット(合唱Ver)を聞いてみたい!
  • まなぶ
  • 2016/09/27 4:02 AM
いやぁ機器やケーブルの吟味の程素晴らしいと思います。そして行動力も。Isotechは気になっていましたが、まだ手が出せずにいました。

> 特に「なぜか良く効く電源ケーブル 2016.02 改訂」は

過分なご評価ありがとうございます。感想を伺うことあまりなくて嬉しいです。インコネとかもまとめられないか考えて見ますね。

あとDAVEも気になるところなのですが、AccurateDSお使いでしたよね?KilmaxDSMとか選択しになりませんでしたか?ボーカルはChordよさそうとも思いますが、klimaxも凄そうです。また、送り出しはWinPC/MAC/Linaxとありますが、そこら辺もご意見頂けると嬉しいです。

こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします(^^)/
まなぶ さま

ご無沙汰しておりました。
いつもブログをご覧くださりありがとうございます!

システムはほぼ総入替えした形になりました。
(パワーアンプとスピーカーボード以外は全部変ってしまいました。
 まさか壁コンまで変るとは思っておりませんでした)

ココロ*パレット(合唱Ver)良いですよね!
代わる代わるスピーカーの前で歌ってくれるような感じです。
合唱版はTV版しか聴いてないので、CD版(サントラ収録?)を聴いてみたいです。

今後ともよろしくお願いします!
  • ウェンディちゃん
  • 2016/10/01 11:46 PM
messa (オーディオ目玉親父)さま

今回の新システム構築は上質なレビューサイト様があって初めて
実現できたと感じております。実際に各種ケーブルを導入してみて、
実に的確なレビューだと感動しております。本当にありがとうございます!
(良く効くインコネページ・・・! より重宝すると思います!)

IsoTekは非常に効きました。温度感や色彩感を変えることなく、
解像度、空間の広さ、滑らかさ等のオーディオ的質がぐっと向上しました。
トランスを使っていないので、スピード感が遅くならないのも気に入っています。
オススメです!

KLIMAX DSM・・・鋭いご指摘です!
DAVE検討の際、KLIMAX DSMも候補にしておりました。
その中でDAVEを選んだ理由は、「カラフルさ」でした。
ボーカルの声色やピアノの一音一音が色鮮やかに変る世界を体感したく、DAVEに決めました。

ただし、KLIMAX DSMの静寂感、ステージ感は憧れます。
最近KLIMAXのDACアーキテクチャーが刷新されたので、恐らくKLIMAX DSMの出音も
極めて向上していると想像します。KLIMAX DSシリーズはいつか手にしてみたいです。

送り出しは、Windows, MAC, Linuxの中から、Windowsを中心に試しました。
Windowsの理由は、再生ソフトが沢山あり、将来的に音源によって再生ソフトを変えて
楽しめると思ったからです。

Windows 7, Windows10, Windows server 2012と試しまして、Windows server 2012が
飛び抜けて音が良かったです。
(PCオーディオにありがちな、背景のノイズが皆無になりました。)

Windows Server 2012のOSは12万円以上と高価ですが、
マイクロソフトのアカウントがあれば、評価版(180日)を無料でダウンロードできます。
なお、期限の延長が4回もできるようで、最長900日は使えるとのことです。

 ・Windows Server 2012r2 評価版
  https://www.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/evaluate-windows-server-2012-r2

 ・インストールの方法等は、みすず工房さまが解説していらっしゃいます。
  http://mimizukobo.sakura.ne.jp/articles/articles017.html#004

Win以外はLinuxの軽量OS Xubuntuも試しました。ヴォーカル帯域が強く、
ヴォーカルものには良く合うOSだと思いました。
(しかし、ノイズの低さと空間の広さではwindows server 2012には全く敵わず、
 xubuntuは使用しなくなりました。)

MACは以前、Mac miniを試した事があり、軽やかな音が魅力的でした。
最近のMACについては、今後試したいと思います。

今後ともよろしくお願いします!
  • ウェンディちゃん
  • 2016/10/01 11:52 PM
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