☆ケーブルで本当に音が変わった!【 オーディオ歴13年目の衝撃】

今回は、これまでブログではあまり語ってこなかったオーディオの「ケーブル」について書きます。

 

オーディオにおけるケーブルは議論の絶えない分野ですが、ここ数年の経験によって

私なりの結論が出ましたので、本日、体験記という形で発表いたします。

 

Wireworld

 
  

 

|■概要

 

・10年以上オーディオをしてきましたが、ケーブルには無頓着で、激安の物を使用してきました

 

・しかし、2年前に様々なケーブルを試聴して、ケーブル交換で劇的に改善可能と知りました

 

・今回の記事では、その体験記とそこから得た考えを書きます
 

 

 

 

|■これまでの考え・行動

 

 

・なぜケーブルに無頓着だったのか?

 
オーディオを始めた頃はまだ学生だったこともあり、ケーブル用の資金がありませんでした。


当時、ONKYOのミニコンポ用パンフレット読んで「モンスターケーブル」という
スピーカーケーブルの存在を知りました。しかし、1m当たり千円もするようで、

「高い・・・」と気が引けていました。

 

そもそもオーディオを始めた頃は知識がほとんどなかったので、ケーブルの違いで

音が変わるとは想像すらしませんでした。しかし、モンスターケーブルの存在を知り、
インターネットでケーブルについて検索すると・・・

 

 ・ケーブルで音が変わる vs 音は変わらない の大論争
 ・ケーブルはプラシーボ!オカルト!ぼったくり!

 

という激論が展開されていました。

 

それはとても酷い有様で、相手の人格否定までなされる状態。
その醜態を見て、「ケーブルには関わりたくない・・・」と画面をそっと閉じました。

 

その後、「木を見て森を見ず」で有名なサイトを読んで、高校入門程度の電気知識しか
無かった私は「高いケーブルは不要、安価で短くて太いケーブルを使えば良いのだ」との
結論に至りました。

 

 

 

・スピーカーケーブルはDENON、インコネはVictorで統一

 

上記結論から、スピーカーケーブルは家電量販店で販売されている物の中で安価で
太い物を選びました。

 

DENONの太めのケーブル(1m約210円)です。

DENON 

 

 

(サブシステムで小型SPを使う事がありましたが、スピーカー端子が小さいので、
 細いケーブル(1m 約80円)を使っていました。

 

インターコネクトケーブル(RCAケーブル)は取り回しが良く、端子が錆びない
金メッキのVictorの赤白ケーブルを購入しました。(当時は1mで実売980円程でした)

 

ビクター

 

 

その後、アンプをセパレートにして、XLRケーブルを使用するになった時は、
サウンドハウスで売られている一番安いHOSAというメーカーのケーブル (1本800円)を
使いました。

 

HOSA

 

この組み合わせで長年オーディオシステムを構築してきました

 

 

 

・電源ケーブルは付属品

 
信号線であるスピーカーケーブルでさえ、安価な物で十分なのに、
電力を供給するだけの電源ケーブルの変更に何の効果があるでしょうか・・・?

 

「いや、ない」

 

そのスタンスで、2年前までずっと付属の電源ケーブルを使ってきました。

 

 

 

・一時期、他のケーブルを試していた

 

オーディオを始めて10年経った2014年頃、様々な事情からプリアンプを

Jeff RowlandのCriterionからCorusにグレードダウンしました。

 

Jeffの代理店の話では、CriterionのACモードとCorusの音はほとんど同じとの
ことでしたので、Corusを購入しました。ところが、S/Nや滑らかさ、ヴォーカルの質感が
全く異なり(かなり劣っていて)後悔しました。

 

Corusは当時のセミフラグシップで高い買い物でしたので、すぐ手放すのも惜しい。。

 

どうにかできないものかと、一か八かでインターコネクトケーブルを変更してみることに。

 

最初はJeffと相性の良いと思われる、CARDASのCROSSLINK XLR(約3万円)を購入しました。
CARDAS_Cross 

 

それまでは800円のXLRケーブルを使っていたので、3万円近くのケーブルを

購入するのは大冒険でした。

 

結果は、S/Nが少し上がりました。しかし、何故か荒々しさが出て、
質の良くない低音がドカドカと出るようになりトータルで音が悪くなりました。
当時はケーブルのバーンインに無知でしたので、すぐに手放しました。

 

その後、綺麗な音が出ると噂のアキュフェーズのALC-10 (約1万5千円)を購入しました。
ALC

 

CROSSLINKのような副作用は無く、たしかに綺麗な音になるのを確認しました。

 

しかし、Criterionのような透明感のある極めて美しい音、超高S/Nには

程遠い状態でした。

 

綺麗になったと言っても、その変化は微々たるもので、「気のせいでは?」と
自問すると、確かにその通りかも・・・ということで、結局手放し、それまで
使っていたHOSAに戻りました。

 

一連の経験から、
 

「ケーブルで音は少し変わるかもしれない。

 しかし、高いからと言って必ずしも良くなるとは限らない。

 むしろ悪化することも。故に、高いケーブルは不要」

 

との考えに至りました。

 

 

 

・「電源ケーブルを交換すれば良いのに」

 

以前のブログにて、CriterionとCorusの違いやケーブル変更での悪戦苦闘を

書いていました。
 

そんな時、某掲示板で私の記事・行いに関して言及されているのを発見しました。

 

「電源ケーブルを交換すれば良いのに」

 

電源ケーブルの交換で音が変わるなんて有り得ないと思っていた私は、
「いや・・・それはオカルトでは?」と、スルーしてしまいました。

 

  

 

 

|■ケーブル体験記

  

 

 

・ヘッドフォンのリケーブルで衝撃体験

 

Jeff Criterionを手放し、Corusに失望していた私は、スピーカーオーディオに
興味を失いました。そして1年近くスピーカーを鳴らしませんでした。

 

オーディオ自体もう辞めようかなと思っていた2015年夏。
ふと、万策堂氏のヘッドフォンの記事を読みました。

 

ゼンハイザーHD650のカスタムと特注のヘッドフォンケーブルがとても
素晴しいとのこと。

 

これでもかという程のべた褒め。

 

興味津々で読みました。

 

万策堂氏のレビューは、膨大な経験と深い洞察から紡ぎ出され、
物語性も含んでいて、非常に面白いです。読んでいるとその製品を
何が何でも聞きたくなるほど魅力的なレビューです。

 

万策堂氏と私のオーディオ観は似ている部分があり、万策堂氏の
レビューには絶大な信頼を寄せていました。私がTAD D600やdarTZeelの
アンプを導入したのは万策堂氏の影響が極めて大きいです。

 

そんな万策堂氏が絶賛するヘッドフォンのカスタムと特注ケーブル。
早速HD650を購入し、業者さんにカスタムとケーブル製作を依頼しました。

 

1週間ほどでカスタム化されたHD650が戻ってきました。最初はHD650付属の
ケーブルで聴きました。ノーマルのHD650と比べて、カスタムしたHD650は

籠もった感じの弱点が無くなり、音抜けが良くなりました。

 

しかし、荒々しさが出て、少し聞き疲れするほど。

 

「失敗だったか・・・」と落胆し、業者さんに返却して元に戻してもらうと
考えました。しかし、万策堂氏は特注ケーブルもとても誉めていたので、
「ケーブルで音が良くなるとは思えないけど・・」と特注ケーブルに
付け替えました。

 

すると・・

 

音場が超拡大!リズム感抜群!声が極めて滑らかに!!!

 

一瞬何が起ったのかわからないほど、全方位で音質が劇的に向上しました。
 

「なんだこれは・・・。」

 

坂本真綾さんの歌声が艶やかで、いつまでも聞き続けたいほど
うっとりする美しい声。歌声と演奏が一体となり、1つの音楽として
非常にバランスが整った音です。

 

それまでケーブルに懐疑的だった私の考えが一瞬で変わりました。

 

「ケーブルの変更で、音質が劇的に向上し得る!!」と。

 

  

 
・スピーカーケーブルの変更だけでも激変!

 

ケーブルの重要性を知った私は、再びスピーカーオーディオに取り組もうと

決意しました。

 

まずはケーブルの中でも、一番効果があると言われるスピーカーケーブルを
変更しようと思いました。

 

オーディオショーではAvalonとCARDASがペアで使われることが多いので、
ケーブルメーカーはCARDASと決めていました。
グレードは、以前のように最低限のラインだと副作用が出るかもしれないので、
ミドルクラスの「Clear Light」(約16万円)を注文しました。

 

ClearLight 

 

納品、そしてスピーカーケーブルの付け替え。

 

またしても驚きました。

 

一聴して、S/Nがグッと上がりました。

 

空間は一気に広くなり、音場が3次元的展開に!
太陽インターナショナルブースで聴くときのような立体的な音になりました。

 

坂本真綾さんの声の質感が向上し、その歌声に身を委ねたくなるほど魅力的に
歌ってくれます。

 

「凄い・・・凄すぎる・・!」

 

 

機器は変更していません。

 

スピーカーケーブル1箇所変えただけです。

それにも関わらず、S/Nや空間表現、声の質感、情報量が劇的に向上しました。

 

理屈はわかりませんが、アンプやプレイヤーをグレードアップした時と同じような

変化が起ったのです!

 

それ以降、スピーカーで音楽を聴くのが楽しくなり、再び室内に音楽が
流れるようになりました。

  

 

 
・インターコネクトケーブルでも劇的向上!

 

スピーカーオーディオに戻った私は、(またしても万策堂氏のレビューに影響されて)
CHORDのフラッグシップDAC 「DAVE」を予約しました。

  

これまでケーブルに無頓着だった反省と、ケーブルの劇的な向上を体感した私は、
グレードの高いインコネを使えば、更なる音質向上に繋がると予想しました。

 

良いDACを導入するのだから、インコネも相当良い物を・・・と、
ケーブル選びを始めました。

 

しかし、ケーブルの知識に乏しい私はケーブルメーカーをまるで知りません。

 

そんな中、唯一の候補がありました。Organic Audioのインコネ(実売 約10万円)です。

 

このケーブルは(やはり)万策堂氏が絶賛していたケーブルです。

 
また、以前のブログの読者様からもOrganic Audioはシンフォニーや
女性ヴォーカルに合うと教えて頂き、価格的にも許容範囲でしたので、
第一候補としていました。

 

明日にでも注文しようと、再び万策堂氏のOrganic Audioのレビューを
読んでいたところ、気になる一文がありました。

 

「(Organic Audioは) 1mで定価が12万円のインターコネクトケーブルであるが、
 30万、40万クラスのハイエンドケーブルの風格さえ漂う音であり、
 このクラスのケーブルの中では最高に高いコストパフォーマンスと思う。 」

 

この一文から、私はOrganic Audioのコストパフォーマンスの良さに感心するのではなく、


「実際の30万、40万クラスのハイエンドケーブルってどんな音がするのだろう?」
 

という興味が湧いてきました。

 

当時、100万円クラスでは最高と謳われていたDAVEを注文していたので、
可能な限り、DAVEの性能を引き出したいと考えていました。

 

そこで、Organic Audioよりも、ハイエンドケーブルと呼ばれる
30〜40万クラスのケーブルを手にしてみたいと考えるようになりました。

 

ハイエンドケーブル・・・唯一知っていたハイエンドケーブルメーカーは、
Jorma Design(ヨルマ・デザイン)でした。

 

このケーブルメーカーのフラッグシップモデル「PRIME(プライム)」を
やはり万策堂氏がレビューして絶賛されていたので、Jorma Designの名前だけは
知っていました。

 

同じく、ブログの読者様からもJorma Designのケーブルは良いと教えて頂いたので、
Jorma Designにしようと決めました。

 

Jorma Designのケーブルの中で予算的に購入できるのは、「No2」(当時約18万円)、

あるいは「UNITY」(当時約35万円)でした。
jorma2 

※左が「No2」、右が「UNITY」

 

価格的に魅力なのは「No2」です。

20万近い価格帯なので、これでも相当良い音では?と誘惑されます。

 

しかし、35万円の「UNITY」は様々なレビューでハイエンドと位置づけされていて

「No2」とはかなりの差があるとのこと。

それに、もともとは万策堂氏の「30〜40万のハイエンドの風格」を体感したいとの

思いでJorma Designを選んだことことから、UNITYを購入することに。

 

ただし、とても高い買い物なので、可能であればじっくり試聴して決めたい・・・

と思っていました。

 

が、そう思ったのは2015年11月下旬のこと。

 

2015年12月からJorma Designは大幅な値上げをするようで、
なんと、UNITY 1m:税込 35万円 から 税込 45万円に値上げするとのこと!

 

一気に10万円も上がるのはキツすぎます!45万円は流石に出せません。

 

12/1まであと数日でしたので、どんな音かも知らないメーカーのハイエンドケーブルを
試聴無しでオーダーしました。

 

これまで800円のXLRインコネを使っていた私からすると、35万円のケーブルを買うには

相当の勇気と覚悟が必要でした。まさに清水の舞台から飛び降りる状態でした。

 

 

 

DAVE__

 

2016年1月、Jorma Design「UNITY」納品。2016年2月、DAVE納品。

 

DAVE納品直後は、DAVEのバーンインを進めるため、800円のHOSAケーブルを

接続しました。それから1ヶ月ほど経ってDAVEのバーンインが済んだ頃、

UNITYに変更しました。

 

   

・・・。

 

激変

 

超激変

 

スピーカーを買い換えたような凄まじい変化!

 

部屋の壁が吹っ飛んだかと思えるほどの広大な空間が現われ、スピーカーから
洪水のように音が流れ出てきました!
全ての音が活き活きとして、ビシッ!バシッ!と火花を散らすかのような鮮烈な音に。

 

フルオーケストラでは各楽器が融和し、そのエネルギッシュなうねりが自室に現われました!

 

また、他の音源では、床から天井に向かって巨大な樹が生えるような、生命力のある
音像が現われました。その溢れんばかりのエネルギーにおののきました。

 

ヴォーカルは感情の込め方がこれまでとは別物で、ゆかりんの曲を再生すると、
目の前でゆかりんが歌ってくれるようなリアリティがあります。

 

 

「これはヤバスギルwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

  

 

笑いが止まりませんでした。

 

全身に快感が走り、気持ち良さで昇天してしまうほどでした。

 

ハイエンドケーブルの凄まじさを体感した私は、

「ケーブルで劇的な音質向上は可能!」と強く思うようになりました。

  

 

 

・ケーブルの伝道師、現る

 

Jorma Design「UNITY」の体験から1ヶ月後の2016年4月。

Twitterで、とある方からフォローをされ、すぐさまDMを頂きました。

 
そのDMの冒頭は「自分は多分かなりのケーブルマニアです」 でした。

 

相互フォローしてからすぐの事でしたので、どのような方か分からず、戸惑いました。

「自称ケーブルマニア」という自己紹介文に、少し怪しさを感じましたが、

DMを重ねるうちに、ケーブルに関して本当にお詳しい事が分かり、

また色々親切に教えて下さるので、すぐに仲良くなりました。

 

そして、それから20日後、自宅試聴用にとケーブルを貸出してくれました。
JORMAのUNITYでハイエンドケーブルの凄さは実感していたので、
お借りするケーブルはどんなに凄いのだろう・・・とワクワクでした。

 

 

 

・スーパーハイエンド級のケーブルを聴く

 

伝道師が送って下さったのは、真っ白で美しい見た目のインターコネクトケーブルでした。

indra

 

名前は「STEALTH Indra」

 

初めて耳にするメーカー・名前でしたが、値段を聞いてビックリ。なんと約80万円!
 

ハイエンドケーブルの中でも極めてグレードの高い、スーパーハイエンド級の
ケーブルです。

 

白手袋を付けて、恐る恐るDAVEに接続します。そして音出し。

 

・・。

 

・・・。

 

一瞬で空間が変わりました。

 

非常に粒子の細かい音が部屋一面に展開され、
ダイヤモンドダストのように音がキラキラと舞い散ります。

 

これはハイエンドオーディオを聴いたときに感じる、「室内の空気が一変する」現象ですが、
並のハイエンドオーディオよりも凄まじい変化です。

 

一音一音とても柔らか、静かで白銀の美しい世界。

 

フルオーケストラのピアニッシモの再現に優れ、作曲者の描く世界が
ありありと浮かび上がります。

 

素晴しいS/N、ピアニッシモの繊細な再生音、やわらかで美しい世界。
そう、Criterionを彷彿とさせる音でした。

 

「Criterionが帰ってきた!!!」

 

あまりの嬉しさに感涙しました。

 

そして、その心地良い音を聞き続けるうちにいつの間にか眠ってしまいました。

 

自宅でオーケストラを聴いて眠ってしまったのはCriterionを手放して以降、
初めてのことでした。

  

ケーブル1本で、フラッグシップ・プリアンプを導入するほどの効果がある・・。
スーパーハイエンド級ケーブルの強力すぎる効果を体感しました。

 

 

 

・さすがに電源ケーブルでは変わらない・・よね?

 

ケーブルの伝道師は、次に電源ケーブルを送って下さいました。
国産の物で、10万クラスの上質な電源ケーブルのようです。

 

早速DAVEに接続してみました。

 

「・・・ん? 全然変わらない・・・。」

 

2〜3時間鳴らし続けても、変化はほとんどなく、
「音が少し軽くなった?抜けがちょっと良くなった・・・かも?

 でも、気のせいかも知れない」という微妙な具合でした。

 

私の住居はマンションで、集合住宅ゆえ電源環境が良いとは言えません。
そのため、壁コンセントからDAC間の電源ケーブル1本を変えても

どうにもならないのだと考えました。

 

「私の環境では電源ケーブル変更は必要無いみたいだ。
 (高い電源ケーブルを買わずに済むので、資金的に)ちょっと嬉しい。」

 

少し「るんるん♪」としてケーブルをお返ししました。

 

 

 

・電源ケーブルで劇的に向上してしまった・・・

 

「あの電源ケーブルでは変化無かったですか・・・それでは」と、
次なる電源ケーブルが送られてきました。

 

1本は紫色の電源ケーブル、もう1本は真っ黒で見たこと無いほど太い電源ケーブル。

 

先入観を排するため、メーカー名やモデル名、値段も質問しませんでした。
紫の電源ケーブルはDAVEに、黒いケーブルはdarTZeelのパワーアンプに接続しました。

 

試聴曲は私のリファレンス曲である、中島愛「神様のいたずら」。

 

 

イントロが流れ、歌い出した瞬間、仰け反りました。

 

中島愛さんの甘い歌声、やわらかな吐息が空間にふわぁと浮かびました。
色っぽく、またその吐息が自分に掛かるかのような空気の動きを感じます。
粒子は細かく、とてもとても繊細な部分まで描き出します。それでいて、

しっかりとしたヴォーカルの厚みを感じます。

 

声が発せられてからその声が消えるまでの一連が美しく、

空間に漂う歌声をずっと見つめていました。

 

気づくと、5時間経っていました。

 

5時間ずっと「神様のいたずら」を聞き続けていました。

 

時間を忘れて、我を忘れて、空間に浮かぶ歌声を眺めていたのは、完全なAVALONシステム

(TAD D600 + Criterion[バッテリー駆動] + darTZeel NHB-108 + Diamond)の

時以来です。

 

「電源ケーブルで本当に音が良くなるんだ・・・しかも劇的に。。」

 

その日を起ったことはまるで夢のようで、ながらく感慨にふけてしまいました。

 

  

 

※その後、電源ケーブルの値段を聞いてビックリ。
 紫の電源ケーブルは75万円w

 黒い方は40万円近くするとのことw

 

今思うと、電源ケーブル初心者に合計100万オーバーの電源ケーブルを貸し出すのは
良い意味であくどいです(笑)

 

でも、この体験が無ければ、電源ケーブルの魅力的な世界を知ることは無く、
自分の思い望む音を得ることはできなかったと思います。

 

ケーブルの伝道師さんはその他にも多くのハイエンドケーブルを貸して下さりました。
その気前の良さ、懐の深さに感謝するばかりです。

本当に本当にありがとうございます。

 

 

ーーーーーーー  

このように膨大な数のケーブル試聴を経て、昨年2016年9月にMAGICO S1システムを構築しました。
以下URLはその時の記事です。

 

☆ MAGICO S1 - あやねる システム完成! [2016.09.18]
http://comiccune.jugem.jp/?eid=30

 

MAGICO_S1_

 

ーーーーーーー

 

 

|■まとめ

 

オーディオを始めてから13年。ケーブルで音が変わることを体感しました。

 

信号線であるインコネ、スピーカーケーブルはもちろんのこと、
電源ケーブルもインコネ同様の変化があることを体感しました。

 
本記事では触れていませんが、同軸デジタルケーブル、AES/EBUケーブル、
USBケーブルでもインコネ等同様に変化することを体験しました。

 

人には好みがあるので、その変化が良いのか悪いのかは人によって異なります。
しかし、好みの音が出るケーブルであれば、「改善、音質向上」と言えるでしょう。

 

そして、ハイエンドケーブルの世界も知りました。
オーディオ機器と同じように、ケーブルの製作者にも確固たる音楽観があり、
思い描いた世界観をこの世に顕現させようとしています。

  

その行為はまさに芸術活動です。

オーディオメーカーと同じく、その崇高な活動に対して私は賞賛するようになりました。

 

 

・オーディオケーブルの試聴制度

 

私は以前のブログでケーブルに関して、常々「試聴制度が無い」と嘆いていました。

だからケーブルに手が出せないと。

 

しかし、ここ2年でケーブルの試聴機会は探せば意外とあることに気づきました。

 

たとえば、


 ・オーディオユニオン等の中古店で中古ケーブルの試聴をさせてもらう

 ・馴染みのオーディオショップで聴かせてもらう or 自宅試聴をお願いする

 ・ネット上で仲良くなった人の家に行ってケーブルを聴き比べる

 ・ネット上で仲良くなった人からケーブルを借りる

 

海外の最新スーパーハイエンドケーブルを試聴する機会は絶望的に少ないですが、

普及帯価格のケーブルであれば、割と楽に聴くことができます。

私はこれまで行動していなかっただけ・・・と反省しました。

 

 

・オーディオケーブルの指標

 

過去のブログにて、ケーブルは「指標が無く、高ければ良いという物でも無く、

相性を合せるのが非常に難しいもの」と述べました。それゆえ、手が出しにくいと。

 

しかし、実際に色々なケーブルを聴いて、ケーブルにはそれぞれ固有の音があり、

システムが違っても、大小の差はあるものの固有の音が出ることがわかりました。

 

そして、他の方のケーブルレビューをたくさん読むうちに、ケーブルに対する感想

(ケーブルに対して感じる特徴)は多くの人の間で一致していることを知りました。

 

つまり、多くのケーブルレビューは「信頼でき」て、「指標に成り得る」ことがわかりました。


そのため、試聴できなくても、信頼できるレビューを基にケーブルを購入すれば

大失敗する可能性は少ないとわかりました。この事により、私の選択肢は飛躍的に広がりました!

 

(数多くあるレビューの中でも、【 CableFan 】様、【オーディオ目玉親父】様のレビューは

極めて正確で、とても有益なものでした。素晴しいレビュー活動に感謝するばかりです!)

 

 

・ケーブルを含めた新たなオーディオ観

 

この2年でケーブルの素晴しい世界を知りました。ハイエンドになればなるほど、

個性は強くなり、時にこの世のものとは思えない凄まじい世界を見せてくれます。

 

そして、同一メーカーのスーパーハイエンドケーブルで固めたシステムですと、

「機器の音を聴いているのか、ケーブルの音を聴いているのかわからなくなる」と

評されるほどの強烈な世界が現われます。

 

昔の私はそのような評判・感想を見ても「???」でしたが、

今の私は言っている意味がわかるようになりました。

 

そして、1つの考えに至りました。


「トータルとしての出音が好みであれば、機器の音でもケーブルの音でもどちらでも良い」と。

 

すなわち、スピーカーやアンプ等の機器の音が好きであれば、それを活かす色づけの少ない

ケーブルを使えば良いですし、逆に特定のケーブルメーカーの音が好きであれば、

とことんケーブルを駆使して音作りをするのも有りだと。

 

もちろん機器とケーブルのバランスを上手く調整して好みの音にするのも素晴しいです。

 

オーディオは、「好きな音」で「好きな音楽を聴くのが一番」、

その手段は千差万別で、どこまでも「自由」ですね♪

 

この考えに至るまでに10年以上かかりましたが、この考えによってオーディオの

選択肢が広がり、楽しみがグッと増しました♪

 

私はケーブルの伝道師さんによって、正しく導かれた気がします♪

 

 

※なお、いくら高いケーブルでも、機器との組み合わせによっては変化しにくい
 (全く変化しない)ことも体験しています。

 

 例えば、Sonus faberのプリメインアンプ「Musica」は非常に濃い音で、
 個性が極めて強いです。

  

 そのため、インコネにVictorの赤白、CHORDのミドルクラスケーブル、WireWorldの
 フラッグシップケーブルを試してみても、あまり変わりませんでした。
 少なくとも、価格に見合うだけの変化・音質向上はありませんでした。

  

 結局、Sonus MINIMA & Musicaシステムでは、

 素直な音のVictor赤白を使っていました。

 

 「ケーブル」は、ネットを中心にまだまだ論争の耐えない分野ですが、

 私としましては、「使いようによっては幸せになれる魔法のアイテム」という認識です♪

 

- 終り -
 

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