☆ 音の良いネットワーク構成 (ネットワークオーディオ)

 

2010年。私が初めて導入したネットワークプレーヤーはLINNの「AKURATE DS」でした。

 

 

 
それから8年。

 

dCS Network Bridge導入とともに、ネットワークオーディオに帰ってきました。

 

 

AKURATE DSの頃はLANケーブルやスイッチングHUB、ネットワーク構成に関して
無関心でした。

 

それらを追求しなかった理由は2つあります。

 

1つめは、だだのポン起きでも当時の同価格帯DACより遥かに良い音だったからです。

2つめは、LANケーブル等の変更で音が変わるとは想像すらしなかったためです。

 

しかし、ここ数年でケーブルの変化を体感し、その後dCS Network Bridgeを導入して
あれこれ試してみると、音が大きく変化しました。

 

 

今回は、【音の良い】ネットワーク構成に関してご紹介します。

 

 

 

 

【A】dCS Network Bridge 導入直後のネットワーク構成

 

 

 
▼ネットワーク構成Aの説明

 

dCS Network Bridge 導入直後は上記のようなネットワークを構築していました。

ここに登場するオーディオ機器は、NWトランスポート、NAS(ミュージックサーバー)です。

 

それらを中継するネットワーク機器は、

・「.ーディオ用スイッチングHUB(JS PC HFS1000)」

 

・「業務用ルータ」

 (この業務用ルータはL2スイッチの機能も有していて、性能・耐久性に優れています。)

 

・「L祇AP」です。(※)

 

  ※「業務用ルータ」ではDHCPサーバーを稼動させていますので、

   「L祇AP」はルータモードではなく、アクセスポイント(AP)モードで使用しています。

 

    また、「L祇AP」を「業務用ルータ」に接続することで、「L祇AP」からの

    Wi-Fi電波やノイズを「.ーディオ用スイッチングHUB」以降に流れないようにしています。

 

・曲の選曲や再生停止は「ち犧鄰舎(iPad等)」で行います。
 

・LANケーブルは一般的に使われるCat5eを使用しています。

 

余計な通信を発生させないために、インターネットには接続していません
 オーディオ専用にクローズドなネットワークを構築しております。

 

  

  

▼(最初に)ネットワーク構成Aを採用した理由は?

 

 

 この構成ですと、NASとNWトランスポート間の距離が最短で、

 音楽データ通信の減衰が極めて少ないと考えたためです。

  

 

以下図は、構成Aの通信の流れです。

 

 

ネットワーク構成Aでは、主に「音楽データの通信」と

iPad等の操作端末からの「制御用通信(曲の再生停止・選曲等)」が流れています。

 

音楽データの送信機器(NAS)と受信機器(NWトランスポート)が最短!

 

これこそ音の良いネットワーク構成だと考えていました。

 

  

 

【B】NASの位置を変えたところ、音が激変した

 

 

 

 

▼ネットワーク構成Bの説明

 

・とある日、「業務用ルータ」にNASを接続して、NASの音楽データを整理していました。
・この時もLANケーブルは一般的なCat5eでした。
・そして何となくこのネットワーク構成で音楽を再生したところ・・・

 

高域がスーッと伸びて、澄んだ歌声が聞こえてきました!


特に、早見沙織さんの声に芯が入って、凜とした美しさが出てきました!


また、空間の狭さが解消され、サウンドステージの左右が広がりました

 

NASの接続位置を変更しただけで、これほど変わるとは・・・。
 

  

そして、副作用は無し(超重要!

 

 

 

透明感のある「はやみんの歌声」を聞いてしまうと、元に戻れません・・

構成Aに戻して、再度構成Bにしても、結果は同じです。

 

構成Bのはやみんが素晴しいのデス!!!

 

 

 

ネットワーク構成Bの信号の流れは以下の通りです。

 

 

【B】構成では「制御用通信」の流れは変わりません。【A】と同じです。

 

一方、「音楽データ通信」は「業務用ルータ」と「.ーディオ用スイッチングHUB」の

2つの機器を経由するようになりました。

構成【A】の考えに基づくと、構成【B】では信号の減衰が発生する可能性があり、

音質低下の可能性があります。

 

しかし、音質は【B】の方が断然素晴しいです。気のせいというレベルでは無く、

「はやみんの声が素晴しすぎる!」と元に戻れない状態です。

 

まさか「ネットワーク構成Bの方が断然音が良い」とは

想像もしませんでした。

 

 

■さらなる実験

 

それならば・・・、ネットワーク構成を【A】に戻して、かつオーディオ用の

LANケーブルを使う事にしました。(以下、構成【A2】と呼びます。)
 

このオーディオ用LANケーブルは、1mで15万円程する高級LANケーブルです。

LANケーブルの素材やシールドが非常に凝ったもので、しかるべき箇所に接続すると、

音質がぐっと向上します。

 

高級LANケーブルの力によって、先ほどの良い音のネットワーク構成Bに打ち勝つ事ができるか・・・

実験です。

 

 

 

 

【A2】オーディオ用LANケーブルを使う

 

 

 

結果は・・・ダメでした。
 

 

高級LANケーブルを使用したネットワーク構成A2でも、【B】のネットワーク構成と比べると
高音域の伸びが弱く、芯(力感)が減少します。空間もこじんまりしてしまいます。

序列で記載すると、

「 構成B >> (越えられない壁) >> 構成A2 >> 構成A」  という感じです。

 

 

まじっすか・・・。 はやみんが歌わない・・・・。
 

 

ということで、私の環境では、最終的に【B】のネットワーク構成を採用しました。

 

 

 

 

以上、個人的なネットワーク構成の実験でした。


このネットワーク構成は私の環境によるものであり、

読者様の環境でも同様の良い結果が出るとは限りません。
しかし、ネットワーク構成を見直してみると、

思わぬ音質向上に繋がるかもしれません♪

 

 

 

▼考察

 

なぜ【A】の音が悪くて【B】の方が良いのか少し考えてみました

 

仮説1:NASのLANポートから発するノイズが多くて、【A】の構成では
   「.ーディオ用スイッチングHUB」の電源に影響を与えていた。

    その影響がNWトランスポートにも影響を及ぼし、結果的に音が悪くなった。

 

仮説2:【A】の構成では「.ーディオ用スイッチングHUB」に
    NASとNWトランスポート、業務用ルータの3機器が繋がっています。


    そのため、「.ーディオ用スイッチングHUB」は

    NASとNWトランスポート、業務用ルータの3方向にデータを

    振り分けて送信する(=スイッチング)する必要があります。

 

    一方【B】の構成では、「.ーディオ用スイッチングHUB」には
     NWトランスポートと業務用ルータの2機器しか接続されていません。

     そのため、NWトランスポート宛以外の通信は「全て」業務用ルータに送信すれば

     良いので、シンプルなスイッチングになります。

 

     つまり、【A】の構成と【B】の構成を比較すると、

    【A】の「.ーディオ用スイッチングHUB」の方が負荷がかかっていて、

     データの送信タイミングにゆらぎが発生する可能性が考えられます。

 

    対して、【B】の構成では「.ーディオ用スイッチングHUB」は低負荷で

    かつ通信経路がシンプルで、データの送信タイミングがほぼ一定であると考えられます。

 

上記要因から、ネットワーク構成の違いで音が変わったと推測します。

 

 

今後、仮説1を検証するために、NASのLANポートに「LANアイソレータ」を入れて

ノイズの低減が音質にどのように影響するか試してみたいです。

 

※写真はアコースティックリバイブ 「RLI-1GB-TRIPLE-C

 実売2万5千円程です。

 

 

仮説2の検証は・・・後々考えます!

 

 

さて次回ですが、「音の良いネットワーク構成【B】でオーディオ用LANケーブルを使うと・・・?」

という観点で記載します。

 

詳細は次稿で記載しますが、やはり凄い効果がありました

 

- 終わり -
 

 

【お知らせ】 dCS Network Bridgeの導入記は以下にてご覧いただけます♪

 http://comiccune.jugem.jp/?eid=40

 

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